2022年度ワークショップのご案内

文化庁委託事業
令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業
日本の演劇人を育てるプロジェクト

鴻上演劇研究所ワークショップ

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日 時 短期間で集中的に、演技の基礎となるあらゆる技法をお伝えする講座です。
3人の演出家が講師を手がける、それぞれ異なるアプローチの演技レッスン
舞台を中心に活動している俳優の方はもちろん、
演出家や、演劇部顧問の先生、 ワークショップリーダーの方など、
あなたが学びたいことに一番近い講座を見つけてください!


①鴻上尚史のオープンワークショップ(講師:鴻上尚史)
2022年7月16日(土)〜18日(月・祝)(3日間)/13:00〜21:00(3日間とも)
このワークショップの内容は、演劇のあらゆる面を、高速度でおさらいするものです。具体的には、「正しい発声とは何か?」「身体を意識するとはどういうことか?」という基本的なことから、「動きの発見」「ラバン・システム」 などのムーヴメントへのアプローチ、「スタニスラフスキー・システム」「サブテキストの発見」などの演技の基礎、そして演技力向上のための各種エチュードを3日間たっぷりと行う予定です。対象は、実際に俳優活動を行っている人、仲間と劇団を作ったけれど、どうしていいか分からない人、プロの俳優になりたい人、演技をどう指導していいか分からない人(演出家・演劇部の先生)、など。

②「役作り」のヒントとアプローチ法(講師:黒川竹春)
日 時 2022年8月27日(土)/13:00〜21:00
自分自身で短い一人芝居を創作、実演することを通して、俳優としての客観性、役作りの取り組み方を学ぶ講座です。
一人芝居と言っても、難しい内容ではなく
「今日家からワークショップの会場に来るまでの自分」
「家に帰ってから寝るまでの自分」
など、身近なテーマを用いて創作していきます。
俳優にとって大切な素養である自身に対する客観性を養い、演技力、舞台上での瞬発力の向上を目指したい方ぜひご参加下さい!

③台本の読み解き方講座 (講師:板垣恭一)
2022年9月3日(土)〜4日(日)*2日間通しの講座です。/13:00〜20:00(2日間とも)※2日目の講座終了後、1時間程度の個別相談の時間を設ける予定です。
演技の構成要素は「動き」「喋り」「役の気持ち」です。この3つは分かち難く結びついておりますが、逆に言えばどこから発想してもOKだとも言えます。このワークショップでは、それぞれの構成要素についてのコツを教えるものになります。演出や脚本作りに興味がある方も、この講座はいいかもしれません。なぜならこの場で僕が話すことは、演出家が現場で求められている「言葉」であり、脚本を書く上での「要点」でもあると思うからです。キャリアの有無は問いませんが、冷やかしはお断りします。稽古場は一人一人が己と戦う場所ですので、そのことに敬意をはらえる方なら歓迎です。精神論ではない演技論をお伝えするワークショップです。
会 場 ①②③とも
都内スタジオ
講 師 ●講師/鴻上尚史(こうかみ しょうじ)
作家・演出家 1981年、劇団「第三舞台」を結成。以降、作・演出を多数手がける。これまで紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞など受賞。演劇 活動の他にも、ラジオパーソナリティ、映画監督、脚本家、エッセイスト、 小説家などとして幅広く活動。1997年に渡英、1年間演劇ワークショップのリサーチを行い、帰国後数、多くのワークショップを開催、「からだ」と「こえ」に関する著作を多数発表するなど、俳優の育成に精力的に取り組んでいる。
桐朋学園芸術短期大学特別招聘教授。

●講師/黒川竹春(くろかわ たけはる)
1975年2月16日生まれ。東京都出身。日本映画学校映像科卒業後、1996年より劇団「第三舞台」の演出助手をつとめ、その後、フリーの演出助手として多数の公演に参加する。1999年よりAtticTheater(プロデュースユニット)を旗揚げし、主宰・演出として活動している。最近作は、「ビューティフル・サンディ」(2018年4月ギャラリールデコ)。
その他、演出を手掛けた主な作品は、舞台版「心霊探偵 八雲 いつわりの樹」(2008年3月青山円形劇場)、舞台版「心霊探偵 八雲 魂のささやき」(2009年6月紀伊国屋サザンシアター)、舞台版「〜密室のゲーム〜 確率捜査官 御子柴岳人」(2010年7月恵比寿エコー劇場)「アシュラ!」(2012年9月中野MOMO)など多数。2011年〜2012年には、湊かなえ作「往復書簡」(幻冬舎)の朗読劇を行い、好評を得る。
演劇公演以外にも、俳優や企業、小学校、アナウンサーなど様々な対象に応じたワークショップで演技と発声の講師を務める。
現在、東京アニメーションカレッジ専門学校・声優科の演技講師。

●講師/板垣恭一(いたがき きょういち)
演出家・脚本家。
日本大学藝術学部演劇学科、第三舞台を経て演出家に。日本版脚本&歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』が第27 回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。日本劇団協議会『日本の劇』戯曲賞の最終選考委員。「社会派エンタテインメント」というジャンルの確立を模索中。近作に『いつか~one fine day 2021』『Crimes Of The Heart』、『Fly By Night ~君がいた』、『HUNDRED DAYS』、『フランケンシュタイン』、『In This House~最後の夜、最初の朝~』、『グーテンバーグ!ザ・ミュージカル』、『魍魎の匣』、『アーモンド』、『GREY』など。



受講料 ①鴻上尚史のオープンワークショップ
 ・・・20,000 円(税込・3日間通し・事前お振込)
   (※日本劇団協議会正会員団体所属の方は18,000円。備考欄に所属団体名を明記。)

②「役作り」のヒントとアプローチ法
 ・・・6,000 円(税込・事前お振込)
  (※日本劇団協議会正会員団体所属の方は5,000円。備考欄に所属団体名を明記。)

③台本の読み解き方講座
 ・・・10,000 円(税込・2日間通し・事前お振込)
  (※日本劇団協議会正会員団体所属の方は8,000円。備考欄に所属団体名を明記。)
応募資格 ③台本の読み解き方講座
 ・・・ ※プロ、もしくはプロを目指す人限定
募集人数 ①鴻上尚史のオープンワークショップ・・・28名/先着順・要予約
②「役作り」のヒントとアプローチ法・・・15名/先着順・要予約
③台本の読み解き方講座・・・20名/先着順・要予約
募集期間 受付中
(定員に達し次第締切)
応募方法 お申込みフォームに必要事項をご記入の上ご応募ください

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ご参加にあたり 本ワークショップは、各施設における感染予防対策・ガイドライン等を踏まえ、新型コロナウィルス感染拡大防止対策を講じながら実施いたします。具体的には、十分な広さの確保・換気の徹底など行い、講義内容もできるだけお互いの接触を減らすなどの安全対策を考えております。参加者の皆様にも、入室時の消毒・マスク着用・検温などのご協力をお願いすることになりますので、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
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TEL:03-5937-4252(平日11:00〜18:00)FAX:03-5937-4253
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